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Uncle John's Band by Grateful Dead その2
タイトル
Uncle John's Band
アーティスト
Grateful Dead
ライター
Robert Hunter, Jerry Garcia
収録アルバム
The Golden Road (1965-1973)
リリース年
1970年
他のヴァージョン
various live versions of the same artist, Phil Lesh & Phriends
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この曲をご存知ない方には、やはり先に聴いておいていただいたほうがいいでしょう。You Tubeにスタジオ・ヴァージョンがあるので、よろしければお聴きになってみてください。動画はありませんが、昨日あげておいたライヴより、こちらのほうがUncle John's Bandの本来の姿だと感じます。

◆ ヴァージョン一覧 ◆◆
各ヴァージョンの検討にとりかかるまえに、今日取り上げる正規盤収録の各種Uncle John's Bandの録音日時と収録アルバムの一覧を以下に示します。このほかに、わが家にない正規盤が10種以上ありますし、ブートやウェブで聴けるテーパーのプライヴェート録音も無数にあるので、とんでもない騒ぎなのです。

1969.11.08……Dick's Picks Vol 16 (jam only)
studio 1970……Workingman's Dead
1970.05.02……Dick's Picks Vol 8
1970.12.23……Workingman's Dead (remastered CD bonus)
1971.04.27……Ladies And Gentlemen ... The Grateful Dead
1971.08.24……Dick's Picks Vol 35
1972.09.17……Dick's Picks Vol 23
1972.09.27……Dick's Picks Vol 11
1974.03.23……Dick's Picks Vol 24
1974.08.06……Dick's Picks Vol 31
1974.10.19……Grateful Dead Movie (DVD and CD)
1977.05.19……Dick's Picks Vol 29
1979.12.26……Dick's Picks Vol 5
1989.10.16……Nightfall Of Diamonds
1990.03.24……Dozin' At The Knick

◆ スタジオ録音 ◆◆
UJBのスタジオ録音は、デッドの最初のアコースティック・アルバムであるWorkingman's Deadに収録されています。Dire WolfEyes of the Worldのときにも書きましたが、Workingman's Deadは、デッド史における最重要アルバムの一枚です。このアルバムで一気にファン層が広がり、現在では自壊現象を起こしそうなほどとほうもなく肥大化している、ラージャー・デッドヘッズ・コミュニティー構築への第一歩だったといっていいでしょう。

f0147840_23483381.jpgそれまでわたしが知っていたデッドは、Anthem of the SunとLive/Deadに記録された、実験音楽のバンドなので、個人的にも、このアルバムをはじめて聴いたときには驚きました。UJBはアルバム・オープナーですから、どんな音なのかわかっていないときに、アコースティック・ギターのイントロが流れてきたのだから、「えっ?」でした。

しかし、意外ではあったものの、デッドの文脈を離れて、もっと大きな時代の文脈からいえば、アコースティック・サウンドへのシフトはごく自然なことで、驚天動地の驚きというほどのことはなく、やっぱりな、と一面で納得もしました。

ビルボード・チャートには反映されませんでしたが、Uncle John's Bandは、当時、アメリカで勃興しつつあった各地のFM局(AM局が短い曲しかかけないのに対して、長い曲やアルバム全体をかけた)ではヘヴィー・ローテーションで流され、デッドというバンドを広く知らしめる結果になったそうです。

f0147840_23493112.jpgそれももっともだというサウンドです。イントロからして、じつに気持のいい音色とグルーヴなのです。ビル・クルツマンとフィル・レッシュのグルーヴというと、それまではハイ・テンション、ハイ・イナージーだと思っていましたが、この二人が、じつはゆったりした、懐の深いグッド・グルーヴもつくれることがこの曲でわかりました。デッドをグルーヴのバンドと考えはじめたのも、このアルバムからです(とくにCumberland BluesとDire Wolfがいい)。

ここからの数年間は、クルツマン=レッシュのグルーヴを聴いているだけでも十分に楽しめるほどなのですが、この転換が起きた理由は、やはり、このアルバムで、それまでとは異なるアプローチが必要になり、表現(ベースでいえばラインの取り方、ドラムならフィルインや変拍子のプレイ)より、グルーヴを強く意識するようになったからではないかと、現在では考えています。

さまざまな意味できわめて重要な、ひょっとしたらデッド史の最大の転換点になった曲が、スタジオ録音のUncle John's Bandです。

◆ 1970年録音2種 ◆◆
f0147840_23543183.jpgUncle John's Bandのもっとも古いライヴ・ヴァージョンは、Dick's Picks Vol.16に収録された69年11月8日のエレクトリック・セットのものですが、これは歌なしで、中間部のAm7にいくところのフレーズを中心としたジャムです。歴史的意義はありますが、それ以上のものではないでしょう。

つぎはDick's Picks Vol 8に収録された、70年5月2日ヴァージョン。これはアコースティック・セットですし、スタジオ録音とほぼ同時期なので、スタジオ盤にもっとも近い雰囲気のあるライヴ録音です。

f0147840_23551379.jpg昔読んだものでは、初期のアコースティック・セットは、ガルシアとウィアの二人だけか、ここにニュー・ライダーズのメンバーが加わるだけだったとされていましたが、アーカイヴ・テープが出てきてみると、フル・メンバーでやっているものがずいぶんあります。この日も、控えめながら、ドラムとベースがちゃんと入っています。わたしは、UJBはアコースティックの曲と考えているので、このヴァージョンは好みです。

このUncle John's Bandの最後には、ガルシアのアナウンスが収録されています。どうやら、第一部のエンディングだったようで、われわれはこれでしばらく引っ込む、つぎはニュー・ライダーズがステージに上がる、そのあとはエレクトリック・グレイトフル・デッドだ、といっています。「アコースティック・デッド」だの、「エレクトリック・デッド」だのというのは、デッドヘッズが使う俗称みたいなものと思っていましたが、ガルシア自身がいっているのなら、これは正式名称なのだな、とよけいなことを思いました。

f0147840_00524.jpgつぎはWorkingman's Deadのリマスター拡大版に収録された、70年12月23日ヴァージョン。これはエレクトリック・セットです。しかし、たんにギターをアコースティックからエレクトリックに持ち替えただけという雰囲気で、アレンジも構成もオリジナルからそれほど遠くないものになっています。

ボブ・ウィアはしばしば音程を外していますし、ガルシアのギターもミス・タッチがありますが、全体の雰囲気は好みです。ストップ・タイムからエンディングにかけての盛り上げもけっこう。最後にガルシアとウィアがThanks a lot, see you laterといっているので(きれいにハモっているので笑ってしまう)、第一部のエンディングだったことがわかります。

◆ 71年から73年まで ◆◆
f0147840_03055.jpg71年最初のものは、Ladies and Gentlemen...The Grateful Deadに収録された、フィルモア・イーストで71年4月27日に録音されたヴァージョンです。まだアコースティック・ヴァージョンの尻尾がついているエレクトリック・ヴァージョンですが、クルツマンがスネアのフレーズをすこし変え、パラディドルを減らし、バックビートを増やしていて、過渡期という印象のプレイです。わたしはこの時期のクルツマンのスネアのチューニングが好きなので、これはこれで悪くないと思います(ミッキー・ハートはドラムではなく、ウッドブロックを叩いているらしい)。全体には、まだアコースティック・ヴァージョンの雰囲気が濃厚に残っています。

Dick's Picks Vol.35収録の71年8月24日ヴァージョンは、スタジオ録音のときのスタイルからすこし離れはじめています。とくにクルツマンが、パラディドルをやめ、あくまでもバックビート中心のプレイをしていることが目立ちます。Uncle John's Bandのヴァージョンとしての出来を云々する以前に、クルツマンのプレイが楽しくて、きれいなライド・ベルやスネアのサウンド、そして、この曲でもついに「攻め」に転じたフィル・レッシュの強いベースのほうを聴いてしまいますが、ヴォーカルもまあまあで、悪くないヴァージョンだと感じます。

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つぎは72年に移り、Dick's Picks Vol 23収録の72年9月17日ヴァージョン。これはちょっと違和感があります。テンポが速すぎるのです。デッドはしばしばテンポを変えますが、これはアレンジ変更の際の手続きのようなもので、どうやるのがいちばんいいか模索する途上での「ためらいキズ」のようなものだと考えています。Uncle John's Bandについては、このテンポはダメだ、と判断したのではないでしょうか。

Dick's Picks Vol 11収録ヴァージョンは、Vol.23のわずか十日後、72年9月27日の録音ですが、テンポはもとにもどっています。テンポがもどったせいか、エレクトリック・アレンジも落ち着きはじめたという印象のあるヴァージョンです。これ以前からすでにキース・ゴッドショーが参加していますが、Uncle John's Bandでピアノがはっきり聞こえるのは、このヴァージョンが最初です。本質的なことではないのですが、ピアノ入りもいいなあ、と感じます。

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73年録音のUncle John's Bandはうちにはなくて(Winterland 1973 - The Complete Recordingsというボックス・セットには73年ヴァージョンが2種収録されている)、つぎは74年に飛び、Dick's Picks Vol 24収録の74年3月23日の2種です。同じセットで2回やったわけではなく、サウンド・チェックでプレイしたものです。そういうものまで正規盤に収録されてしまうのところがいかにもデッドらしいところ。サウンド・チェックでは参考程度の意味しかありませんが、ひとつだけ注目すべきことがあります。ボブ・ウィアがミュートを使っているのです。

◆ 74年の2種 ◆◆
f0147840_0171967.jpgつぎのDick's Picks Vol 31収録の74年8月6日ヴァージョンを聴くと、やはりウィアはあちこちでミュートを使っています。いいんだか悪いんだか、なんとも判断がつきませんが、スタジオ盤からかなり遠いところまできた証左ではあるでしょう。

アコースティック・ヴァージョンが躰に染みこんでいる人間にとっては、かなり違和感があるのはたしかですが、Uncle John's Bandではないと思って聴けば、これはこれでいいのかもしれないと思います。インプロヴに突入すると、まったくべつの曲のような気がしてきてしまうんですがねえ。ジャムが終わって歌にもどると、やっぱりUncle John's Bandなので、かえって驚いてしまうほどです。このヴァージョンからプレイング・タイムが10分を超えるようになるのも偶然ではなく、アコースティックの曲ではなくなり、エレクトリックの曲になった証拠です。

The Grateful Dead MovieおよびそのサウンドトラックCDに収録された、74年10月29日ヴァージョンを聴くと、ああ、やっぱり、72年からこの曲はちょっとダレはじめたのだな、と感じます。いや、このヴァージョンがよくないからではなく、逆に、ピシッとしたパフォーマンスだからです。

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ひところ、ガルシアがこの映画の編集にかかりきりだったというだけあって、どの曲も、無数の選択肢のなかから、非常にいいヴァージョンが収録されています。Uncle John's Bandも、全体としてみれば非常にいい出来だと思います。もちろん、あくまでもエレクトリック・ヴァージョンとしては、という限定つきですが、ガルシアのソロもいいし、ゴッドショーのピアノも、やっとこの曲での落ち着き場所を見つけたと感じます。オーディエンスの反応もよく、UJBがデッドを象徴する曲だというコンセンサスができあがったと感じます。

◆ 70年代後半以降 ◆◆
75年と76年は休眠期があることもあって、うちにはUJBはひとつもありません。正規盤としては、76年のLive at the Cow Palaceに収録されたヴァージョンがあるようですが、この盤はうちにはありません。

Dick's Picks Vol 29収録の77年5月19日ヴァージョンになると、アコースティック・ヴァージョンは遠くなりにけり、べつの曲だと思って聴いたほうがいいムードです。全員、スタジオ盤でやったプレイがどんなだったか、もう忘れちゃったにちがいありません。トーンもスタイルもラインもまったくスタジオ盤には似ていません。デッドの曲はしばしばそうなることになっていますが、この曲もついにジャムのヴィークルになったか、という感じです。ランニング・タイムも11:47と、現在までにリリースされたUJBとしては最長。

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78年(休止期か?)の録音は、うちにないだけでなく、リリースされたものがなく、つぎはDick's Picks Vol 5収録の79年12月26日ヴァージョン。これはちょっとどうも……。キーボードがキース・ゴッドショーからブレント・ミドランドになるのは80年だと思っていましたが、このヴァージョンのキーボードはミドランドで、ハイ・ハーモニーも彼の声です。ミドランドの声とキーボードはわたしの天敵で、三十六計逃げるに如かず。Dick's Picks Vol 5にはもうひとつ、Shakedown Street後半のジャムからなだれ込む、短いUJBが収録されていますが、当然、どうというものでなし。

つぎはずっと飛んで、Nightfall Of Diamonds収録の1989年10月16日ヴァージョン。もう箸にも棒にもかからないというべきでしょう。ほかのだれの声よりも、ブレント・ミドランドの声が大きく、しかも、みごとに外しまくっていて、最後まで聴くことすらできません。

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つぎは買ったことをおおいに後悔した、Dozin' At The Knick収録の1990年3月24日ヴァージョン。ミドランドが不愉快なだけでなく、この時期になると、クルツマンのスネアのチューニングがひどく低くなり、フィル・レッシュが高音部でのにぎやかなプレイをしなくなります。かつて愛したバンドが最後はどうなっていくのかという興味だけしかありません。

◆ その他のヴァージョン ◆◆
もうおしまいにしてもいいのですが、ウェブで手に入れたプライヴェート録音ヴァージョンその他にもふれて、Uncle John's Band棚卸しを完璧に終えておきたいと思います。

1970年1月16日、ポートランドのSpringer's Innで録音と記載されたものは、あらあらという脱力ヴァージョン。まだスタジオ録音もしていない段階での貴重な録音でしょうが、しかし、デモという雰囲気で、アレンジもまだ固まっていないことがうかがわれます。デッド史の脚注でしょう。

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Terrapin Station、Playing in the Band、Jam、Uncle John's Band、I Need A Miracle、Birtha、Good Lovin'、Casey Jonesとつづく1時間14分以上の長いものの一部としてUJBが登場するファイルもあります。録音日時は不明で、タグにはunknow 80's recordingとだけ記載されていますが、ミドランドの声とキーボードが聞こえるので、80年代であることは間違いありません。

UJBの出来がどうこうという以前に、この長丁場をほとんど止まらずに一気にやっているのに呆れます(76年の浅草国際のときのフランク・ザッパ&ザ・マザーズを思いだす)。初期からそうですが、こういうとき、どうやってタイミング出しをしているのかは興味深いところで、いくつか見たものでは、どうやらおもにガルシアが振り返り、ドラマーたちに目、口、手などできっかけを出しているようです。それにしても、それだけでどうにかなるのは、発足以来、生きたまま抜けたオリジナル・メンバーはいないバンドらしいところだと思います(抜けたのは途中加入のメンバーか、ロン・マカーナンとジェリー・ガルシアという在籍時死亡のオリジナル・メンバーのみ)。

でも、80年代のものとしては、このUJBはいいほうの部類なのではないでしょうか。ほんとうにプライヴェート録音かよ、という音質で、テーパー席(デッドのライヴでは、録音するオーディエンスのために特別席が設けられていた!)で録音したものではなく、サウンド・ボードからダイレクトに録ったものに思われます。正規盤並みの音質。UJBも悪くありませんが、ほかの曲のほうはもっとよくて、好調の日の録音です。

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フィル・レッシュのバンド、フィル・レッシュ&フレンズも、Uncle John's Bandをカヴァーしています。世界各地にあるシャドウズやヴェンチャーズのコピー・バンドと似たような存在なのですが、ホンモノがひとり入っているだけで、「ニセモノ感」はおおいに減じられるらしく、デッドのコピーに堕していないところが、このグループの面白いところです(デッド・コピー・バンドというのもけっこうあって、その名もアンクル・ジョンズ・バンドという名前のグループもある)。

フィル・レッシュ&フレンズのUJBはサンバ・アレンジです。後期デッドからブレント・ミドランドを抜いたような音で、ミドランド嫌いのわたしとしては、それなりに楽しめる音です。こうなると、ヴォーカルがピッチを外しているところまでがご愛敬に思えてきます。

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◆ 70年代初期のブート ◆◆
ブートももっています。初期のブートにはよくあったことで、録音日もロケーションも記載されていませんが、音からいって70年代初期、それも70年か71年のものと思われます。あまりいい音質とはいえませんし、モノーラルですが、それでも、70年代後半以降のUJBを聴いたあとだと、やっぱりこのほうがいいと感じます。

かなり出来はいいので、これがどの日の録音か同定したくなってきます。コンプリート・セットリスト・サイト(デッドのライヴがすべて記録されている!)を調べ、このあたりのプライヴェート録音を徹底的に収拾して、きちんと比較すればいいのですが、考えただけでも気が遠くなってしまいます。

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Grateful Dead "San Francisco 1" The early boot LP of the early 70's, recording date unknow, possibly 1970 or 71.
初期のブートをご存知のオールドタイマーなら懐かしいであろう、「品質保証」のブタ印ブート。あのころはこのような無地にスタンプを押したようなジャケットばかりで、デザインされたものは稀だった。ファクトリー・シールぐらい剥がしてスキャンしろよ、といわれそうだが、これにはやむをえない事情がある。それについてはつぎの写真のキャプションをご覧あれ。

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同じブートLPの裏。しかし、これはジャケットに糊づけすらされていない。ジャケットとシールのあいだにはさんであるだけ。おかげで、ひょいと抜き出してスキャンできたので楽だった!

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盤はイエロー・ビニール。レーベルにはアーティスト名やタイトルなどは記載されていなくて、他の盤にも使える汎用のもの。レーベルの円周に沿って、All rights reservedだのなんだのとタワゴトが並べてある。許可を得ずにこのディスクをコピーするのを禁ずる、などといっているが、そういうお手前が海賊盤業者ではないか! オールドタイマーはよくご記憶だろうが、70年代はじめのブートは日本に入ると4000円なんていう価格になったので、恨み骨髄に徹している。柏木にあったあの新×レコードが消えたときは、ボラれまくった人間として快哉を叫んだものである。

年老いたオリジナル・ヘッズだけの考えかもしれませんが、Uncle John's Bandは、やはり本来アコースティックの曲であり、どのヴァージョンがいいかとなれば、なによりもオリジナルのスタジオ録音、つぎがアコースティック・セットのライヴです。エレクトリック・ヴァージョンも、せいぜい72年ぐらいまでの、アコースティック・ヴァージョンの雰囲気を濃厚に残したものがいいと感じます。

いま、元にもどって、はじめから流していますが、Workingman's Deadリマスター拡大版収録のUJBは、エレクトリック・ヴァージョンとしては最良なのではないかと感じました。


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by songsf4s | 2008-05-12 23:58 | 風の歌