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エレクトリック・シタール・クレイズ ヴィニー・ベル篇
 
今日は一日外で遊んでいたので、ごく軽く、先日の「エレクトリック・シタール・クレイズ」の補足のようなことをやります。

エレクトリック・シタール・ファン(なんて人がいると仮定して。いや、ひとりだけ、ツイッターでご近所の方が公言されていたが)にとっては、貴重な時代の証言がユーチューブにアップされていました。ていうか、思わず笑いますが。

The original electric sitar craze!!!


いったい、これはなんなの、です。スタイルはニュースですが、エレクトリック・シタールはすごいぞ、なんてニュースにならんでしょう。ニュース風につくったCMでしょうか。If you play guitar, you can play the sitarというのがCMっぽい語呂合わせです。

彼の名前を冠したエレクトリック・シタール・モデル(ダンエレクトロ)があるくらいで、ヴィニー・(ヴィンセント・)ベルは、エレクトリック・シタール・プレイヤーとして有名だったようです(当時はそんなことは知らなかった)。そもそもエレクトリック・シタールを発明したのはベルだったともいわれているようですが、これはべつの見方もあるようです。

ベルがエレクトリック・シタールをプレイしたヒット曲をどうぞ。

Ferrante & Teicher with Vincent Bell - Midnight Cowboy


あたくしはエレクトリック・シタールをもっていないのでよくわからないのですが、共鳴弦だとばかり思っていたものを、ベルはひと撫でしています。まあ、張ってある弦だから音は出るでしょうけれど。

この曲がヒットしていたときは、なぜサウンドトラックではなくて、こちらなのだろうと思いましたが、まあ、たしかにエレクトリック・シタールを使ったことが効果的だったのかもしれないと思います。あたしはピアノに強い関心がないので、ファランテ&タイチャーというピアノ・デュオの魅力はよくわからないのですが。

ベルはトニー・モトーラ、アル・カイオラといったNYセッション・ギタリストの巨人たちのつぎの世代にあたり、60年代から70年代にかけて活躍したことは、当家では何度かご紹介しています。最初はオオノさんがオフィシャル・サイトを見つけて教えてくれたのでした。

もうすこしベルのエレクトリック・シタール・プレイを並べてみます。

Vinnie Bell - Nikki


この曲を聴いても、シタール風の音が出る楽器、なんてもともとの発想はどうでもよくなっているのだということを感じます。「変わった音の出る珍奇なガジェット」という方向にシフトしているようです。

もう一曲だけ。

Vincent Bell - That Happy Feeling


リード楽器だけでは音楽は成り立たず、全体のサウンドが重要で、その意味でアレンジに物足りなさを感じます。こういうことをやったら、ハリウッドはNYを圧倒します。

ともあれ、エレクトリック・シタールだけにかぎるなら、この曲は面白いほうかもしれません。低いほうの弦がなかなかいい音で鳴っていて、さすがはパイオニアと思います。

変なことをテーマに3回も書いてしまって、どうもお退屈さまでした。自分自身がずっと気になっていたことなので、改めて曲を並べ、まとめて聴いたら、だいぶすっきりしました。これで、エレクトリック・シタールについて知っておくべきことはもうない、という気分です。


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フェランテ&タイチャー
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by songsf4s | 2011-08-11 23:44 | Guitar Instro