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フェンダー・ベース・プレイの夜明け その3──ジョー・オズボーン
 
いま出来上がった記事を貼り付けようとしたら、石原さんのコメントがあったので、そちらにあげられていたチャック・ベリーの曲を先に貼り付けておきます。



このときもプレイヤーはウィリー・ディクソンなのでしょうか。チャック・ベリー・ボックスを手離してしまったので、もはやパーソネルはよくわかりません。エレクトリック・ベースのスタジオでの使用例としても、やはりごく初期のものということになるでしょう。

ということで、こちらを解決篇にさせていただきつつ、しかし、あれこれベースを聴いて、いろいろ思ったこともまだあるので、今回は蛇足で、さらにいくつか曲を聴くことにします。

そのまえに、コメント欄に書いたように、過去の記事で使った写真を貼り付けておきます。キャプションも、オリジナル記事のものをそのままコピーしました。

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ネルソン家の人びと。ドラマのセットは、じっさいのネルソン邸のコピーだったので、写真を見ても、ドラマなのか、現実なのか、判然としない。


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ごく初期のリック・ネルソン・バンド。芳紀十六歳の国民的ティーネイジ・アイドルと、これまたティーネイジャーだったジェイムズ・バートン(右)。まだジョー・オズボーンは参加していなくて、このときのベースはジェイムズ・カークランド。


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ミスター・テレキャスターとそのギター。ウッソー、テレキャスじゃなくて、グレッチじゃん!


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ミスター・テレキャスターとそのギター。ウッソー、テレキャスじゃなくて、リッケンバッカーじゃん!


いまになってよく見れば、カークランドがもっているのは、k_guncontrolさんがコメントに書かれていたリッケンバッカーの4000に思われます。手前のペダル・スティールにもリッケンバッカーのロゴがあり、これはリッケンバッカーのプロモーション・ショットにまちがいありません。

ということで、バートンは写真にいっしょに収まるだけでなく、リッケンバッカーやグレッチをスタジオで使った可能性もあるのではないかと思います>k_guncontrolさん。

◆ ミスター・ゴーゴーのグルーヴ ◆◆
k_guncontrolさんの最初の設問はビートルズのデビュー以前のことにかぎっていたのですが、今日はそこからはみ出して、すこしジョー・オズボーンの後年のプレイを聴いてみます。

リック・ネルソンの人気は1963年のデッカ移籍以降、衰えていき、リックはツアー・バンドの維持をやめます。その結果、ジェイムズ・バートンはスタジオ・ワークをするようになり、ジョー・オズボーンはべつのバンドのレギュラーになります。ジョニー・リヴァーズの出世作、At the Whiskey A-Go-Goから、ドン・ギブソンの大ヒットのカヴァー、Oh Lonesome Me。



もう一曲、同じくウィスキー・ア・ゴーゴーのライヴから、You Can Have Her。



ジョニー・リヴァーズがスターになるのを、オズボーンはグルーヴの面から助けたと思いますが、わたし自身が感銘を受けたのは、デビュー盤ではなく、ジョニー・リヴァーズが微妙に方向転換を試みた、3曲目のヒットになるこの曲。ドラムズはハル・ブレイン、やっぱりドラムがいいとベースも冴えます、

サンプル Johnny Rivers "Mountain of Love"

いや、この曲はI Saw Her Standing Thereよりあとなので、ポール「に」影響を与えたわけではなく、ポール「が」影響を与えた可能性があります。もう一回、I Saw Her Standing Thereを聴いてみますか? 先年のUSBボックスのステレオ・リマスター・ヴァージョンをダウンサンプルしたMP3をアップしました。

サンプル The Beatles "I Saw Her Standig There" (USB Stereo)

ジョー・オズボーンもポール・マッカートニーも、甲乙つけがたい名手ですが、似たようなフレーズを弾いても(もちろん片やシャッフル、片や8ビートという大きな違いがあるが)、ずいぶん異なったノリになるものだと改めて感じます。

じつは、生まれて初めてベース・ラインをコピーしたのは、このMountain of Loveでした。子どものとき、ベースのグルーヴの重要性を痛感させられた曲のなかでも、もっとも忘れがたいものです。

もう一曲、ベースがグルーヴを作ることを教えてくれたものがあります。

ビートルズ I Call Your Name


◆ スタジオ・プレイヤー時代 ◆◆
あと数曲、わたしの好みというより、ジョー・オズボーンがいかに多くの大ヒット曲でプレイしたかを示すために、クリップを列挙することにします。相方のドラマーはすべてハル・ブレインです。

ママズ&ザ・パパズ California Dreaming


サイモン&ガーファンクル Bridge Over Troubled Water


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カーペンターズ We've Only Just Begun


プレイの良し悪しは気にせず、どなたもご存知の大ヒット曲を選んだのですが、さすがはジョー・オズボーン、いずれもどこかに聴きどころがあります。いや、ハル・ブレインもきっちりやるだけのことはやっていて、やはり時代を背負って立った人たちは、ものがちがいます。

ありゃ? 今日は、ちらっとイギリスのベース・プレイヤーたちの仕事ぶりも見て、この一連のベース話に締めくくりをつけるつもりだったのですが、ちょっと大きな地震があったせいもあって、最後の最後で時間が取れず、もう一回だけベース話を続けさせていただくことにします。


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by songsf4s | 2011-04-21 21:23