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One Monkey Don't Stop No Show その11
 
おはようございます。3月30日朝刊です。

今日は出かけるので、みじっかく行きます。

やっとはじまったか、遅すぎるだろ、トンマ、という、いまいちばん大事な予報。

原発周辺の風の向きと強さの予想

今後、各社工夫を凝らして、ヴィジュアル化した風予報をやってもらいたいものです。

こういうときに駄洒落はやめろ、といわれるのを承知で、頭はそっちへ行ってしまったからもってきます。ハル・ブレイン・オン・ドラムズ、アソシエイション、Windy



これって7upのCMって書いてありますが、このぜんぜん爽やかじゃないおっさんはどうしたものかと困惑しますな。面白いと感じる人もいるでしょうし、眼高手低、受けるのは広告業界内部だけ、なんてあたりに受け取る方もいらっしゃるでしょう。

それはともかく、このドラミングは子どものときから好きでした。軽快で、力強く、青空のように明朗清明で、技術を超えたところで音楽の楽しさが凝縮されたプレイである、と年をとったわたしも、子どもの自分に共感します。

分析的にいうなら、ティンバレスの使い方があざやかですし、エンディングにかけて、打数を増やし、アクセントを強めていくキックのアレンジも、いかにもハル・ブレインらしい設計ぶりで、いいなあ、いいなあ、と頭のなかでつぶやいてしまいます。

これもぜんぜん爽やかではないのですが、昨晩、リモコン飛行機で撮影しろ、と文句を垂れたら、やっぱりちゃんとやっていたところがありました。asahi.comのページ。

原発損壊、鮮明に 民間無人機が撮影 福島第一

民間としては利益を出さなければならないので、一般に写真を公開することはないでしょうから、こういうことは政府がやって、広く国民に超高解像度の写真を公開する義務があると考えます。だから、なにもしない政府、役に立たないノイズをべらべらしゃべり散らかして、事実を隠蔽することしか考えていない政府だというのです。こういう時代には、情報は隠せません。民間がこういうことをやって、ウェブを通じて広まっていってしまうのです。

「ヤング」が取れたあとの最初のシングル、でしたっけ? ザ・ラスカルズ、People Got to Be Free



この曲のディノ・ダネリのドラミングも、子どものときに好きでした。じつに気持のいいフィルインがいくつかあります。ドラム小僧的ドラマーはみなそうですが、ディノ・ダネリも、理想よりも微妙にタイムが早いタイプです。まあ、それがGood Lovin'のような曲のエクサイトメントの源泉なのですがね。

それが、このPeople Got to Be Freeになると、左手のヒットも少しやわらかくし、同時にタイムも微妙にうしろにずれて、これならセッション・プレイヤーとしてもやっていけると思わせるほどになります。まあ、これを境に、だんだん彼のドラミングから魅力が失われ、匿名的なプレイをするようになってしまうのですが。

そろそろ出発の刻限、なにもおもいつかないので、つづけてラスカルズ、いや、この曲の時にはまだ「ヤング・ラスカルズ」でした、How Can I Be Sure, in a world that's constantly changing?



それではちょっとフランスまで行ってきます、といったのは久生十蘭、わたしはちょっと横浜までいってきます。
by songsf4s | 2011-03-30 09:23