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サンプラー8 ブラッド・スウェット&ティアーズのWithout Her
タイトル
Without Her
アーティスト
Blood, Sweat & Tears
ライター
Harry Nilsson
収録アルバム
Child Is Father to the Man
リリース年
1968年
他のヴァージョン
Nilsson, Glen Campbell, Herb Alpert & the Tijuana Brass, George Tipton, Telly Savalas
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(ニルソンのリンクを修正しました。2010年6月7日)

またまた残り時間僅少、毎日、なにかしら時間を食うことが起きて、必死になっています。明日の夜はもうすこし時間をとれる予定なので、なんとか『ビッグ・ウェンズデイ』のつづきを書く所存です、なんていう表現を使うと、本当のことも嘘くさく聞こえるから、政治屋の言葉遣いも困ったものです。

6月3日のお客さんは、382人と当家開闢以来の多数にのぼり(まあ、よそにくらべればそれほど多数ではないかもしれませんが、わたしにとっては驚愕ものレベル)、さっぱり理由がわからないまま、せっかくだから、休まずに更新しようと思いました。こういうときは、その日の記事が問題なのではなく、過去のいずれかの記事に、どこかのソーシャル・ブックマークかなにかからリンクが張られたのだろうと受け取っています。だって、メアリー・ウェルズなんて、記憶している人ももうあまりいないでしょうに!

さて、本日はまたしてもサンプラーです。今日の曲は、前回のI Only Have Eyes for Youと同じ、2008年6月のMoons & Junes特集で取り上げた、ブラッド・スウェット&ティアーズのWithout Herです。オリジナル記事は

Without Her by Blood, Sweat & Tears

です。

まずはもちろん、BS&T盤から。このBS&Tはアル・クーパーのオリジナルBS&Tなので、ヴォーカルはアル自身です。わたしが好きなBS&Tのアルバムはこのデビュー盤のみ、あとは嫌いです。

サンプル Blood, Sweat & Tears "Without Her"(リンク修正しました)

ふーむ。聴き直しても、考えはまったく変わりません。アル・クーパーのヴォーカルは、かつてボロクソにいわれたときも、そんなにひどくはないぜー、と思いましたが、時間がたってみると、これはこれでいいじゃないか、とまで思います。

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左からアル・クーパー、ノーマン・ロックウェル(Live Adventureのジャケット絵を描いた)、そしてマイク・ブルームフィールド。クーパー、ブルームフィールドともに、なんの因果か、自分がつくったバンドから追い出された。彼らを追い出したBS&Tもイレクトリック・フラッグも、結局、脳みそなしの考えたらずカス盤しか出せなかったのだから、気にするな、とノーマン・ロックウェルが二人を慰めているところ(ウソ!)

毎度同じことばかりいっていますが、下手なドラマーは我慢がなりません。でも、ヴォーカルはむしろ下手なほうが好ましく感じます。ヴォーカル・テクニックをひけらかす歌い手ほど腹立たしいものありません。勝手にほえてろ、バーカと思います。あの魔女声おばさんジャズ・シンガーたちのことです。

プレイはテクニカルであるべきですが(ただし、ヤングブラッズのバナナ=ローウェル・レヴィンガーは下手なところに価値がある!)、歌は味が命、テクニックなんか百害あって一利なし、テクニックの彼岸にこそ歌が存在するのです。

つぎはオリジナルの記事でほめておいて、どんな出来だったかもう忘れてしまった(!)グレン・キャンベル盤です。ヒット・メイカーに化ける直前のアルバム、Gentle on My Mind収録なので、チラッとフォーク味があるいっぽう、カントリー味はごく微量です。アル・ディローリーはやっぱりいいなあ、というサウンド。

サンプル Glen Campbell "Without Her"

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昔、グレンがモズライトを使っていることが気になった。ヴェンチャーズなんか古いじゃんと子どもは思ったのだ。しかし、ハリウッドのスタジオ・ギタリストはモズライトをけっこう使っていた気配があったので、ビリー・ストレンジ御大に、その点をうかがってみたことがある。すると、モズライトのネックは素晴らしい、とくに12弦はあらゆるエレクトリック12弦のなかでもっとも弾きやすい、ということだった(上の写真でグレンがもっているモズライトは12弦だということにご注目)。そして、「おまえ、オールド・モズライトをもっているのか、もっているのだったら大事にしろ」とまでいわれてしまった。残念ながら、わたしはそんな高いギターはもっていない! ギブソンやフェンダーのほうが好きだったし、いまでもバーンズを買ってシャドウズをやりたいとは思うが、モズライトを買って60年代中期のヴェンチャーズをやりたいとは思わない。いや、フェンダー・ジャズマスターで60年代初期のヴェンチャーズなら、ちょっとやってみたい気もするが!

さらに自分自身の過去の判断を信用して、かつての記事で称揚しているニルソン盤、ただしオリジナルではなく、Aerial Pandemonium Ballet収録のリミックス・ヴァージョンです。

サンプル Harry Nilsson "Without Her"

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さて、写真を貼りつけてようやく完了。未完成のまま公開してやっと80分後に完了とはまたなんと杜撰な! 昨日は開闢以来の多数のご来訪をいただいたので、大量点の翌日は完封負けの原理にしたがって、今日は閑古鳥が飛び交うか(よい子の皆さんは、「閑古鳥が啼く」というレギュラー表現を使いましょう)と思っていましたが、うわあ、という多さで、うれしいというより、恥ずかしくなります。時間をかけた出来のいい記事のときならいいのですが、ただサンプルを並べただけの、記事ともいえないような記事で、嗚呼、キジも啼かずば撃たれまいに、とダジャレでごまかすしかないのでありました。


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ブラッド・スウェット&ティアーズ
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グレン・キャンベル
Gentle on My Mind
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ニルソン
Pandemonium Shadow Show/Aerial Ballet/Aerial Pandemonium Ballet
Pandemonium Shadow Show/Aerial Ballet/Aerial Pandemonium Ballet
by songsf4s | 2010-06-03 23:55 | Moons & Junes