今日はちょっと体調すぐれず、またしても「親子酒」のように、ぐるぐる回る家に住んでいるような気がしたため、まとまったことを書くだけの時間がとれませんでした。でも、更新がなくてもちらっとのぞいてみる方がたくさんいらっしゃるので、ちょっとだけ四方山話。
まず、ちょっとしたミスで、昨日の記事から漏れてしまった、『嵐を呼ぶ男』のサンプル音源をどうぞ。
サンプル1 メイン・タイトル(大森盛太郎)
サンプル2 スネアのパラディドル1
サンプル3 ハイハット
サンプル4 スネアのパラディドル2
◆ 怒濤の更新中 ◆◆
みなさんは、右のFriendsリンクにある、オオノさんのブログ(「YouTubeを聴く」というタイトルだったが、いまはタイトルなし?)がすごいことになっているのにお気づきでしょうか。
ときおり、LPリップが放出されていることには、過去にも当ブログでふれましたが、最近は、「ときおり」ではなく、「しょっちゅう」さまざまな盤が公開されています。
そして、その選択がまたシブいのです。そこらにあるものなんか一枚もありません。みな、なんらかの意味で貴重なものです。
最新の一枚は、今日11月19日現在ではフィーリクス・スラトキンのOur Winter Loveです。これについては、当家でも過去に記事にしています。ずっと聴きたかったアルバムなので、ウハウハいいながらファイルをちょうだいしました。これからの季節にはふさわしい音ですし(今日の当地は真冬の寒さ!)、「ハリウッドの洗練」とはどういうものかを知るには恰好の盤です。
お断りしておきますが、フィーリクス・スラトキンのOur Winter Loveはあくまでも「ラウンジ・ミュージック」なので、そのへんを勘違いなさらないように。「ロック」とは無縁です。いや、いまもこれを流しながら書いているのですが、じつに気持ちのいいサウンドです。ドラムはシェリー・マンでしょうかね。スラトキンを聴くたびにそう思います。
ビリー・ストレンジ御大の三枚、Billy Strange and The Challengers、de SADE (1969)、Bunny O'Hare (1971)も、そんじょそこらで見つかるものではありません。Bunny O'Hareにいたっては、わたしは存在すら知りませんでした。
このシリーズはどこまでつづくのか知りませんが、このところの怒濤の勢いからして、すぐに終わることはないでしょう。まだ何枚かは、オオノさんが蒐集されてきた、レッキング・クルー関係のレアLPが登場するものと思われます。