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番外 『岡崎秀美写真展 立体妖怪図鑑』

本日は久しぶりに東京を歩いてきました。うちに帰って万歩計を見たら26000を超えていました。建築写真を撮って歩いたころなら、この程度はふつうですが、最近では記録的な歩数でした。

新橋から歩きはじめて、内幸町、日比谷、有楽町、銀座、築地と、撮影の中心はそのあたりの古建築や、その跡地でしたが、これはたんなる付けたりにすぎません。そちらのほうの写真は、おいおい散歩ブログのほうにアップするつもりです。

今日のほんとうの目的地は日本橋のギャラリーでした。旧友であり、写真の手ほどきをしてくださった岡崎秀美師匠の写真展の初日だったのです。

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岡崎師匠は、水木しげるの妖怪のフィギュアを、さまざまなシテュエーションにおいて撮影し、写真集を出しているのですが、今回の展覧会はそのプリントを展示するものです。話を聞くだに、それはまたずいぶん手間がかかっただろうとため息が出ますが、実物を見ると、よくまあ、こんな写真を何十枚も撮ったものだと呆れてしまいます。

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今日お話をうかがって、なるほど、と思ったのは、相手はほんの数センチのフィギュアなので、ふつうのライトでは光がまわってしまうということです。いわれてみれば、まさにその通りですわ。光がまわったら、スケール感は出ません。

それでどうしたかというと、ペンライトを照明に使ったというのです。光のほうも被写体に合わせて小さくし、じっさいよりずっと大きな印象を与えているのです。

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撮影に使ったフィギュアも飾られている。ほんとうに小さい。

音楽でもそうですが、現場というのは、詰まるところ、そういう小さな工夫による、小さな問題解決の集積なのだなあ、と改めて思いました。いやはや……。撮影用ライトなら固定できますが、ペンライトではもっていなければいけないわけで、まったくもってご苦労なことでした。

JR神田駅、新日本橋駅、銀座線三越前駅、いずれも近いので、ぜひお寄りあれ。わたしは写真も下手だし、人様の写真を見ても、ちゃんと理解しているとはいいかねますが、このように極度に演出された写真というのは、じつに楽しいものだと目を開かれました。子どもの空想の延長線上にある楽しさです。

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オープニング・パーティーの最後は、岡崎師みずから記念撮影。わたしはそのまた記念撮影をしてみた。手持ち、フラッシュなし。それが好みなものでして……。

by songsf4s | 2009-10-12 23:52 | その他