<   2011年 03月 ( 43 )   > この月の画像一覧
2011年1~3月の記事タイトル一覧
ベスト・オヴ・ジム・ゴードン作り直し(の予告のみ)
ベスト・オヴ・ジム・ゴードン・リニューアル
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル 3の前編 Monkey Time
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル 3の後編 Dancing in the Street
ベスト・オヴ・ジム・ゴードン本日公開終了
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル4 Desiree
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル5 You've Really Got a Hold on Me 前篇
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル5 You've Really Got a Hold on Me 中篇
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル5 You've Really Got a Hold on Me 後篇
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル6 Spanish Harlem その1
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル6 Spanish Harlem その2
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル6 Spanish Harlem その3
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル6 Spanish Harlem その4
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル6 Spanish Harlem その5
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル7 Jimmy Mack
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル8 The Wind
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル9 Nowhere to Run
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル10 It's Gonna Take a Miracle
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル11 Up on the Roof 前篇
ローラ・ニーロのR&Bカヴァーとオリジナル11 Up on the Roof 後篇
ギター・オン・ギター9 タル・ファーロウ The Tal Farlow Album
ギター・オン・ギター10 続タル・ファーロウ Tal Farlow Quartet
「♪みんなみんな咲いて散る」 舟木一夫「花咲く乙女たち」のおやおや
鬼子ギター・インスト三種詰め合わせ ライノセラスのApricot Brandyほか
欧州ローカル線の旅 デイヴィッド・マクウィリアムズのThe Days of Pearly Spencer
Tony Rome by Nancy Sinatra(映画『トニー・ローム/殺しの追跡』主題歌)
ビリー・メイのスコアとランディー・ニューマンの挿入歌(映画『トニー・ローム/殺しの追跡』その2)
欧州ローカル線の旅その2 スウェーデン Stop the Music by Lenne & the Lee Kings
欧州ローカル線の旅 その3フランス シルヴィー・ヴァルタンの「アイドルを探せ」
欧州ローカル線の旅 その4またしてもイギリス Elevator by Grapefruit
欧州ローカル線の旅 その5ドイツ レインボウズのBalla BallaからHippy Hippy Shakeへ
ニルソンのJust One Look/Baby I'm Yours、その根と枝葉 前篇
ニルソンのJust One Look/Baby I'm Yours、その根と枝葉 中篇
ニルソンのJust One Look/Baby I'm Yours、その根と枝葉 後篇
ニルソンのJust One Look/Baby I'm Yours、その根と枝葉 クソ、やっぱり抜けがあったぜ篇
欧州ローカル線の旅 その6イタリア ジャンニ・モランディーのGo Kart Twist
地震お見舞い、および、無事のご報告
原発マッチポイントの夜もまたやさし
まだ原発マッチポイントがつづく日もロックンロール
まだ原発マッチポイントがつづく日もロックンロール2
まだ原発マッチポイントがつづく夜もロックンロール2
まだ原発マッチポイントがつづく日もロックンロール3
まだ原発マッチポイントがつづく夜もロックンロール3
まだ原発マッチポイントがつづく日もロックンロール4
まだ原発マッチポイントがつづく夜もロックンロール4
まだ原発マッチポイントがつづく日もロックンロール5
まだ原発マッチポイントがつづく夜もロックンロール5
まだ原発マッチポイントがつづく日もロックンロール6
まだ原発マッチポイントがつづく夜もロックンロール6
まだ原発マッチポイントがつづく日もロックンロール7
One Monkey Don't Stop No Show その1
One Monkey Don't Stop No Show その1 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その2
One Monkey Don't Stop No Show その2 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その3
One Monkey Don't Stop No Show その3 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その4
One Monkey Don't Stop No Show その4 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その5
One Monkey Don't Stop No Show その5 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その6
One Monkey Don't Stop No Show その6 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その7
One Monkey Don't Stop No Show その7 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その8
One Monkey Don't Stop No Show その8 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その9
One Monkey Don't Stop No Show その9 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その10
One Monkey Don't Stop No Show その10 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その11
One Monkey Don't Stop No Show その11 夜の部
One Monkey Don't Stop No Show その12

[PR]
by songsf4s | 2011-03-31 23:59 | その他
特集

[PR]
by songsf4s | 2011-03-31 23:59 | その他
One Monkey Don't Stop No Show その12
 
(追記 昼間はほとんどなにもできなかったので、このまま夜も記事を改めずにつづけます。)


おはようございます。3月31日朝刊です。

お客様方も、馬鹿みたいだ、いいかげんにしろ、とお思いでしょうが、書いている当方も、そろそろアホみたいな挨拶は止めたらどうだと辟易しています。

原発は長期戦だということが明白になってきたので、レギュラー・プログラムに戻すタイミングを見ているところです。

事故でスペインのどこかで行方不明になった原爆が、さる家の台所に転がっているという、いまとなってはシック・ジョークに思えてしまう映画『Finders Keepers』から、クリフ・リチャード&ザ・シャドウズ、Finders Keepers



この曲、ほんとうはギター・イントロがあるのですが、このクリップでは、いや、ひょっとしたら映画でも、はぶかれています。

さてと、こういうものをどう考えるかは、人それぞれ大きく異なると思うのですが、わたしはやはり必要なことだと考えます。日本政府がしないのに対して、数カ国の外国政府機関がおこない、公開している、ということ自体が重要性を示しているように、わたしには思えます。

放射性物質飛散シミュレーション

朝のあれこれを終え、めずらしくテレビをチラッと見たら、『東京物語』がどうこうといっているので、そのまま腰を落ち着けてしまいました。『東京物語』と『地獄変』のディジタル・リマスターに関するドキュメンタリーでした。再放送なのでしょう。

いつのことだか、小津安二郎自身の監督室まで焼けてしまった、松竹大船撮影所の火災の折に、『東京物語』のネガ・フィルムは焼失してしまいました。現在われわれが見ている『東京物語』は、残ったプリントをデュープしたものです。音楽でいうと、マスターテープが存在せず、アナログ盤から起こした2トラックをマスターにしてつくったCDを聴いているようなものです。

『麦秋』と『東京物語』のLDでの比較しかしたことがありませんが、素人目にも明らかなのは、『麦秋』では濃いグレイの諧調が細かいのに、『東京物語』は諧調が粗く、黒味がつぶれていること、そして、全体的にコントラストが弱く、ボケて感じられることです。

『東京物語』予告編


厚田雄春撮影監督は、このネガ焼失のことをしきりに悔しがっていました。小津安二郎の代表作のネガがないということに対する、そして、自分が心血注いだ仕事がいい状態で保存されていないことに対する悔しさでしょう。

スティル写真をレタッチ・ソフトで加工すると、コントラストはわりに簡単に改善されます。それを敷衍すれば、ディジタル・リマスターによって、すくなくともコントラストは改善できるはずです。

中間の、いかに大変な作業であったかということははぶきます。最終的にできあがったショットはすごいものでした。古い映画のフィルムのキズには慣れきっているし、『東京物語』は悪い状態で何度も見ているので、「まあ、あんなもの」と思っていたから、いっそう画面の美しさに打たれました。

『東京物語』『地獄変』ともに、幸いにも撮影助手をつとめた人がご存命で、最終的なディテールの補正を監修しました。『東京物語』の撮影助手をつとめたのは、いまや日本の撮影監督を代表する存在になった、川又昂キャメラマンでした。

f0147840_23522218.jpg
『晩春』撮影時の小津安二郎と川又昂

監修を終わってコメントを求められた川又昂は、「もう死んでいもいい。小津安二郎に恩返しができた」ときっぱりといっていました。晩年、ネガ焼失をしきりに悔しがっていた厚田雄春撮影監督にも、助手として立派な恩返しをしたことになるでしょう。

この修復済みの『東京物語』はまもなくオンエアされるそうですが、いずれ、DVDにもなるのでしょう。どんな映画だって修復したほうがいいに決まっていますが、日本映画を代表する作品であるだけでなく、ネガが失われて、ほとんどの人がいい状態で見たことのなかったものがよみがえったのは、ほんとうに意義深いことだと思います。

さて、ここからはお気楽な音楽でも並べようかと思います。最初にクリフ・リチャードを貼りつけたので、加山雄三を思い出しました。『海の若大将』から「ブーメラン・ベイビー」



以前にもわからなくなって、O旦那に教えてもらったことがあるのですが、たしか『海の若大将』で、加山雄三が、自室で小型テープレコーダーにアコースティック一本で歌を録音し、それを再生しながら、ダブルトラックにしてハモるというシーンがありました。そのときに歌っていたのが、この曲ではなかったと思うのですが、そのものずばり、そのシーンのクリップというのはありませんでした。

今宵はこのパターンでいきましょうか。映画『五人の週末』の主題歌、デイヴ・クラーク・ファイヴ、Catch Us If You Can



この映画は『ポップ・ギア』と二本立てで公開されました。1965年終わりか、66年はじめか、とにかく、中学受験が目睫の間に迫り、映画にいくとはいえずに、塾をサボって見に行きました。

やはり同じころに見たのだと思うのですが、さすがに記憶は曖昧です。映画『マージー河のフェリーボート』の主題歌、ジェリー&ザ・ペイスメイカーズ、Ferry Across the Mersey



デイヴ・クラーク・ファイヴは、1、2曲知っていて見に行きましたが、ジェリー&ザペイスメイカーズは、なにも知らないで見ました。だから、映画そのものも悪くなかったような記憶があります。いや、十二、三歳の子どもの記憶なので、まったく当てになりませんが。

そろそろ息切れがしてきました。つぎの映画は見ていません。『Hold On』より、ハーマンズ・ハーミッツ、あの娘にご用心、A Must to Avoid



あまりにも当たり前でわざわざ避けたのですが、よく考えれば、べつに避けなくたっていいのでして、やっぱり貼りつけましょう。映画『ヘルプ!』より、凝りに凝ったライティングが忘れがたいシーン、ザ・ビートルズ、You're Gonna Lose That Girl



今夜はここまで。おやすみなさい。
[PR]
by songsf4s | 2011-03-31 08:36
One Monkey Don't Stop No Show その11 夜の部
 
もう残り時間わずかですが、いちおう夜の部のようなものをやってみます。

東電の会長は、原発事故時、メディア関係者の接待ツアーで中国に行っていたのだとか。どっちもどっち。両方とも信用なりませんな。そんなことはとうの昔からわかっていたことですがね。ここでまじめにやらないと、メディアまで東電と心中して、大地盤沈下、沈没、という事態もありえます。

レスリー・ゴア、Maybe I Know



原発の最初の爆発があったあとでも、飛散状況のシミュレーションというのを見たことがありますが、今日はこんな記事がありました。

31日は関東南部まで…ドイツ気象局が放射性物質拡散予想

あまり出歩かないことぐらいしかできることがなく、こういうことを知ってもなんにもならないのがじつに歯がゆいし、また怒りも湧いてきます。

ペトゥラ・クラーク、31st of June



同じくサンケイから配信された記事でしょうが、こんなのもありました。

“雲隠れ”かぁ~ 東電社長が入院、米紙も呆れ果て…

やっと、わたし以外にも、東電幹部の告発についていっている例を見つけました。これはぜったいにやらないと駄目です。儀式にすぎなくても、必要な儀式であり、だれかが責任をとらなければ、この「民族の傷」は癒えません。

さすがに今日はくたびれ、眠くなってきたので、これでおしまいにします。パティー・デューク、Don't Just Stand There



おやすみなさい。
[PR]
by songsf4s | 2011-03-30 23:36
One Monkey Don't Stop No Show その11
 
おはようございます。3月30日朝刊です。

今日は出かけるので、みじっかく行きます。

やっとはじまったか、遅すぎるだろ、トンマ、という、いまいちばん大事な予報。

原発周辺の風の向きと強さの予想

今後、各社工夫を凝らして、ヴィジュアル化した風予報をやってもらいたいものです。

こういうときに駄洒落はやめろ、といわれるのを承知で、頭はそっちへ行ってしまったからもってきます。ハル・ブレイン・オン・ドラムズ、アソシエイション、Windy



これって7upのCMって書いてありますが、このぜんぜん爽やかじゃないおっさんはどうしたものかと困惑しますな。面白いと感じる人もいるでしょうし、眼高手低、受けるのは広告業界内部だけ、なんてあたりに受け取る方もいらっしゃるでしょう。

それはともかく、このドラミングは子どものときから好きでした。軽快で、力強く、青空のように明朗清明で、技術を超えたところで音楽の楽しさが凝縮されたプレイである、と年をとったわたしも、子どもの自分に共感します。

分析的にいうなら、ティンバレスの使い方があざやかですし、エンディングにかけて、打数を増やし、アクセントを強めていくキックのアレンジも、いかにもハル・ブレインらしい設計ぶりで、いいなあ、いいなあ、と頭のなかでつぶやいてしまいます。

これもぜんぜん爽やかではないのですが、昨晩、リモコン飛行機で撮影しろ、と文句を垂れたら、やっぱりちゃんとやっていたところがありました。asahi.comのページ。

原発損壊、鮮明に 民間無人機が撮影 福島第一

民間としては利益を出さなければならないので、一般に写真を公開することはないでしょうから、こういうことは政府がやって、広く国民に超高解像度の写真を公開する義務があると考えます。だから、なにもしない政府、役に立たないノイズをべらべらしゃべり散らかして、事実を隠蔽することしか考えていない政府だというのです。こういう時代には、情報は隠せません。民間がこういうことをやって、ウェブを通じて広まっていってしまうのです。

「ヤング」が取れたあとの最初のシングル、でしたっけ? ザ・ラスカルズ、People Got to Be Free



この曲のディノ・ダネリのドラミングも、子どものときに好きでした。じつに気持のいいフィルインがいくつかあります。ドラム小僧的ドラマーはみなそうですが、ディノ・ダネリも、理想よりも微妙にタイムが早いタイプです。まあ、それがGood Lovin'のような曲のエクサイトメントの源泉なのですがね。

それが、このPeople Got to Be Freeになると、左手のヒットも少しやわらかくし、同時にタイムも微妙にうしろにずれて、これならセッション・プレイヤーとしてもやっていけると思わせるほどになります。まあ、これを境に、だんだん彼のドラミングから魅力が失われ、匿名的なプレイをするようになってしまうのですが。

そろそろ出発の刻限、なにもおもいつかないので、つづけてラスカルズ、いや、この曲の時にはまだ「ヤング・ラスカルズ」でした、How Can I Be Sure, in a world that's constantly changing?



それではちょっとフランスまで行ってきます、といったのは久生十蘭、わたしはちょっと横浜までいってきます。
[PR]
by songsf4s | 2011-03-30 09:23
One Monkey Don't Stop No Show その10 夜の部
 
さてさて、3月29日夜の部に入ります。

そろそろ疲れてきました。冗談半分にしてしまうのも力仕事だし、まじめな話も力仕事だし、いつもなら楽勝の音楽を選ぶのも、ちょっとエンヤコラになりつつあります。なんて愚痴が読みたくて当家を訪れる方はいないでしょうなあ。どうも失礼しました。

いきなり長い曲で入ります。トッド・ラングレンのソロ・デビュー・アルバムから、Baby Let's Swing/The Last Thing You Said/Don't Tie My Handsというメドレー、だんだんよくなる法華の太鼓だから、しばし忍耐を。



東京のメディアは惨憺たるありさまで、まあ、東電の息がかかっていない会社はないからな、と見放し、主としてツイッターでRTされてくる海外メディアの情報を読んでいますが、われわれが公式のチャンネルでは知らされていないことが多すぎ、鬱病になりそうです。

これほどまでに情報を隠蔽する体質にも呆然となりますが、いまの時代に、そんなやり方をして大丈夫だと考えている知性の欠如には絶望的になります。ウェブによって、情報は瞬時に世界を駆け巡っているのに。

原子炉用ロボットがないのを不思議に思っていたという話は書きましたが、もうひとつ、ずっと不思議に思っている技術的問題があります。NHKの「30キロ離れたカメラで撮影」というやつです。

なぜ、撮影用ラジコン・ヘリでフライ・バイ撮影をしないのでしょうか。考えられるのは燃料の問題というか、航続距離の短さですが、ゼロ戦だって増槽タンクをつけたくらいで、それほど解決がむずかしいネックには思えません。

株式会社スカイフォトサービス

これを見て、いよいよ、どうしてちゃんと撮影しないのだと腹が立ってきました。やはりツイッターのRTでまわってきた動画ですが、大阪のトーク番組のクリップ。関西の方は番組名をご存知なのでしょうが、クリップではその点は不明です。



フライ・バイをやると、ずいぶんいろいろなことがわかるはずで、それしきのものも公開していないのだから、涙も出なくなります。もう、この政府、早くつぶさないと、日本のほうがつぶされると焦燥を感じます。隠蔽と歪曲は最悪です。政府がなにをいってもだれも信じなくなれば、国の基盤は崩壊します。

わたしはすでに外国メディアしか信用していません。日本のメディアは政府や東電と一体です。膨大な汚染金を注入されてきたきたことは、裏ではさんざんいわれてきたことです。東電の広告費がなければ、メディアは立ち行かなかったのです。テレビはまだそのくびきから逃れていないので、あのざまなのです。

音楽に逃げます。ネッド・ドヒーニー、If You Shoud Fall



震災の数日後、かつてやったディザースター映画特集のつづきをやろうかと思いました。アーサー・C・クラークが、客船を使ってSF大会をやったときに、『ポセイドン・アドベンチャー』を上映しようといったり、飛行機で移動するときに『エアポート75』がみたいとリクエストしたという故事にならおうと思ったのです。

わたしは、こういうカウンター思考をするタイプの人間で、シック・ユーモアも好きですが、妙なコメントがきたりして話がごちゃごちゃすると面倒だし、そもそも、あれこれあって落ち着かず、何本も映画を見る時間はとれそうもなかったので断念しました。

どこに話をもっていこうとしているかというと、例の「不謹慎」と「自粛」です。この点については何度も叫んでいますが、「不謹慎」なんていうのは幻想にすぎません。「自粛」は「自殺」につながります。花見がしたいならおやりなさいな。酒を喰らいたいなら、夜の町に繰り出しなさいな。着飾るのもけっこう。料理屋は、いま行けば大歓迎です。

グレイトフル・デッド、Help on the Way、これは片面がずっとつながった組曲のようになっているため、クリップは途中で突然終わっています。あしからず。



不思議なことが多すぎて、いちいち書いていられませんが、また繰り返します。原発の問題さえなければ、地震からの復興は財力と腕力の単純な問題です。こんなことで悲観するなんてどうかしています。時間が解決します。それは関東大震災を見ても、そのほかの大きな地震災害後の経過を見てもはっきりしています。そんなことは乗り切れるし、場合によっては経済を活性化します。

われわれの鬱の原因は、原発をどうにもできないことと、東電と政府がなにも本当のことをいわず、かててくわえて、彼らがなにもできずに、今後も、なにひとつ解決できないと確信させるばかりではなく、いまや復興のためにあらゆる金をかき集めなければならないのに、まだ震災前の極悪ばら撒き政策を温存しようとしたりしていることにあります。

「いまわたしたちにできること」は、ふつうに仕事をし、稼いだ金を消費することです。不謹慎と自粛は敵です。おおいに遊びましょう。まずは花見です。

ビーチボーイズ、Goin' on



わたしはr_kuronekoさんという方をフォローしています。たぶんわたしと同年代の女性で、いまは校正をなさっているようです。わたしはこの方のファンで、いつもツイートを楽しみにしています。

けっこういうことがキツくて、万人向きとはいいがたいのですが、スタイル(ご自分では「芸風」と呼んでいらっしゃる)をもっているのがなによりすばらしいし、その自虐芸とでもいうべき「芸風」(わっはっは)は、「わたしを入れてくれるクラブになんか入りたくない」といったグルーチョ・マルクスを思い起こさせます。

そのr_kuronekoさんの先ほどのツイート。「これほどの災害である。死者を悼めということなら、誰の心にもあるだろう。だからといって、花は咲くし、野球は始まるし、イベントは行われる。そういう事だ。」

返信してもいませんし、RTもしませんでしたが、わたしがいいたいのも同じようなことです。レベルの違うことを同じところにおいて「不謹慎」などというのは、たんなるノータリンです。そんな馬鹿のいうことは気にする必要なし。まあ、わかっている人は、わたしなんかにいわれるまでもなく、昼間は一所懸命に仕事に精を出し、夜は巷に繰り出しているでしょうが。

いや、理屈をつける前に、こうなっては、Enjoy while you canです。明日はもっと悲惨になっているかもしれないのですから。

フライング・マシン唯一のヒット、Smile a Little Smile for Me



そういう憂鬱なものはもう読みたくないという方もいらっしゃるでしょうが、わたし自身のためのメモの意味もあってまたリンクをひとつ。

原発元設計者が米メディアで告白 「原子炉構造に欠陥あり」

いまそんなことをいってもはじまらないといえばはじまらないのですが、やはり、ことが収束に向かったら、こんどは逮捕と捜査をするのが筋だと思います。古めかしい考え方ですが、たとえ実質のない生贄の儀式にすぎないとしても、これをやらないと、民族の魂を鎮めることができないと考えています。

いまRTでまわってきたどこかのどなたの意見「計画停電に根拠がないことが証明されれば、電力会社による共犯(コンスピラシー)があったことが証明できる。電気事業法に対する犯罪となるのか」

わたしがいおうとしているのもそういうことです。conspiracyは「共同謀議」、日常語では「陰謀」のことです。停電は、原発がなければこうなるという脅迫ではないかとずっと疑っています。「批判はあとにしろ」というのは大間違いです。いまやらなければ、手遅れになります。

いま、ニルソンの曲を貼り付けようとしたら、ひとつはクリップがなく、もうひとつは、ソニーエンターテインメントがなんたらかんたらでおまえの国では不可だといわれたので、激怒しました。よって、高音質のサンプルをアップして、わたしの国でも可にしてやることにしました。

一曲め、ハリー・ニルソン、Best Move

サンプル Nilsson "Best Move"

もう一曲、これで今夜はおわかれです。

サンプル Nilsson "So Long Dad"

警官にさよならをいう方法はいまだに見つかっていないかもしれませんが、ダッドたちにはさよならをいって、ご退場願わないといけないでしょう。おやすみなさい。
[PR]
by songsf4s | 2011-03-29 22:01
One Monkey Don't Stop No Show その10

おはようございます。といっても今日は遅いスタートですが。

このシリーズのファイル名はOne Monkeyに数字を加えたものなのですが、二桁になることを予定していなかったので、01、02とゼロを加えていなくて、ソートすると、1のつぎに10がきて、気分悪いのです。

東電がさっさとギヴアップして、助けてー、と世界中の専門家に泣きついていてくれれば、こんな汚いファイル名の並びにならなかったのではないかと思います。やり方を知らずに、盲めっぽうにやっているだけなのでしょう。バケツで水を掻い出した前科のある会社、というか、そういう下請けに丸投げしていたのですからね。

そして、いろいろいったところで、当面のことになにか寄与できるわけではないのだから、じつになんとも腹立たしいかぎりです。統一地方選挙での意思表示なんて、迂遠もいいところです。

とりあえず音楽、サークル、Turn Down Day



このクリップを作った人は、とんでもない誤解をしているようです。むやみにサイケデリックないしはフラワー・ムーヴメントの写真が出てきますが、この曲は1966年のヒット、まだ音楽界がサイケデリックに向かって雪崩落ちていく以前の曲です。

当時、これを聴いたわれわれは、サイケデリックという言葉をまだ知りませんでしたし、そういうものが胎動しつつあるということにも気づいていませんでした。ビートルズを真似してシタールを使ったポップ・ソングと「正確に」認識していました。

あとから振り返ると、Good Vibrations同様、サイケデリック・ミュージックの先駆に見えるのかもしれませんが、根本においてはその指向性ゼロと感じます。シタールを「飾りに使っただけ」の「たんなるポップ・チューン」でしょう、これは。サークルって、ティーンのための健全なポップ・グループだったんですぜ。グレイトフル・デッドじゃないんですから。

ずっと疑いをもっているのですが、サークルのドラムとベースって、素人にしては安定しすぎています。目立ちたがらないところも素人らしからぬところです。必要なことを黙々と地味にやっているだけですからね。まあ、隠しても顕れるは狐の尻尾と美女の素顔、ベースは子供のころから、うまいなあ、と感心していましたが。

ちょっとずらしたほうがいいような気がして、Turn Down Dayにしたのですが、なんでや、とお怒りの声が空耳したので、ふつうならこっちをかける、という曲もやっぱり貼り付けておきます、サークル、Red Rubber Ball



こういうオルガンの音って、それほどたくさん聴いたことがないのですが、どこのメーカーのものをどうすると、こういう音になるのでしょうか。それとも、オルガンではなく、10番街の殺人のレズリー・サックスのように、なにか別の楽器によるものなのでしょうか。たとえば、ピアニカをアンプに通してどうこうとか?

似たようなオルガンの音だなあ、と思った曲をいってみます。モンキーズ、I'm a Believer



あはは。手の動きを見るかぎり、これならじっさいにプレイできる、と感じるのはデイヴィー・ジョーンズのタンバリンのみ。あとは見るからに危うくて、おいおい、です。マイケル・ネスミスはまじめに音の通りに弾こうとしたせいか、かえってぜんぜん弾けなさそうに見えます。これ、三連なので、アップとダウンの使い分けがむずかしく、スムーズにピッキングしにくいタイプのリフだとは思いますが。

いま、Add More Musicでモンキーズのセッション・プレイヤー・リストを見てきたのですが、I'm a Believerはunknownとなっていました。その後、データが出てきたのかもしれませんが、不明、としておきます。

で、当てずっぽうを書きます。NY録音だと断定していいでしょう。これは確度90パーセント。

理由1=ハリウッド的特徴が感じられない。
理由2=LAを管轄するアメリカ音楽家組合第47支部は、書類の保管状態がよいと思われ、あとから調べてもパーソネルが判明するケースが多いのに対して、NY支部から書類が出てきたという話はほとんど聞かない。
理由3=モンキーズの初期の曲のいくつかは、NYのソングライターたちが書き、NYでデモを録音してハリウッドに送り、しばしば、そのデモのヴォーカル・トラックをモンキーズのヴォーカルでオーヴァーライトする形でリリースされた、という証言がある。

てなあたりです。I'm a Believerの作者は、バート・バーンズのBangレコードのアーティスト、当時はまだNYで録音していたニール・ダイアモンドです。えーと、この曲のプロデューサーはだれか忘れましたが、ニール・ダイアモンドの曲をジェフ・バリーあたりが承認して、NYでバックトラックないしは仮歌を載せたデモ・ヴァージョンをつくってハリウッドに送ったのだと考えます。こういうケースでは、あとから調べてもパーソネルが判明しないのがほとんどだと、まじめなハリウッド音楽ヴェテラン研究者としてのわたしは見ています。

で、思うのですが、I'm a BelieverとRed Rubber Ballのベース・プレイヤーは、なんだか弾き癖が似ています。モンキーズのパーソネルが判明すれば、サークルのパーソネルも判明すると思ったのですがねえ、いや残念無念、往生できずに魂魄この世にとどまってしまいました。

思考があちこちに彷徨っていますが、サークルの話。Red Rubber Ballを貼り付けるのをためらったのは、歌詞にThe worst is over now and the morning sun is shining like a red rubber ballというラインがあるからです。最悪の時は終わった、なんて、いまの気分にぜんぜん合いません。
[PR]
by songsf4s | 2011-03-29 10:19
One Monkey Don't Stop No Show その9 夜の部
 
さて、3月28日、ここから夜の部に入ります。

なにはともあれ、かけつけ一曲、ジム・メッシーナ、Free to Be Me



いまやはるか昔のことのようですが、以前、『霧笛が俺を呼んでいる』 その6という記事に、以下のようなスクリーン・ショットを貼り付けました。

f0147840_23345795.jpg

f0147840_2335614.jpg

f0147840_23351316.jpg

f0147840_23352129.jpg


このロケ地は特定できないと書いたら、DEEPさんが「私の記憶に間違いなければ、横浜の山下公園近隣(県庁側)にある海岸教会だと思います。シーン右手は、現在「横浜産貿易センタービル」がっ建っています。数年前、この教会は焼けてしまったと思います。現在の建物はその後再建されたものではないでしょうか?」というコメントを寄せられました。

いままで確認をサボっていたのですが、ようやく行ってきました。ありました。

f0147840_20555716.jpg

もっと引いた写真は撮らなかったのか、というあなた、あの怒風激しゅうて小砂眼入す(わからない人は落語「たらちね」をお聞きなさい)てな日の、あの路地の寒さを知らないからそんなことがいえるのです。立っているのが精いっぱい、よくまあ3回もシャッターを押した、まるで戦場カメラマンじゃないかと、自画拍手絶賛しちゃったほどです。

もうひとつ、あの路地てえものがですな、昔を今になすよしもがな、両側の建物はセットバックして、鉄筋コンクリート造と相成り、大通りのように広がっちゃったのだから、困ったのなんの。まあ、場所からいっても、木造平屋なんてものが生き残れる環境じゃないのですが、それにしてもなあ、の変わり方でした。まあ、次回、穏やかな日にまたあの場所にいくようなことがあれば、いちおう変わり果てた姿を撮ろうと思っていますがね。

しかし、半世紀前とつらつら比較してみて、木っていうのは伸びるもんだねえ、と感心してしまいました。以前、自分が通った中学高等学校に行ったら、敷地内の桜並木がトンネルのようになっていて仰天しましたが、この杉だか樅だかも、教会自体と同じぐらいの高さに成長しています。

ということで、DEEPさん、情報提供、どうもありがとうございました。おかげでロケ地を特定し、現況を確認することができました。

さて、今宵の二曲め、アンドルー・ゴールド、Stay



そろそろ今夜の御題を披露しますか。ずばり「苦難の時代の音楽」であります。ディスコ・ブーム猖獗を極め、なにも聴くものがなくなり、絶望しかけたわたしが、どこにシェルターを見つけたか、という、お客さん方としては、そんなんどーでもいーじゃん、という選曲基準です。

個人的にも冬の時代で、いやもう大変だったのなんの、わが生涯最悪の時てなもんでしたわ。あまりの苦しさに、そんなもんだれが聴くかといっていたポール・マッカートニーの歌にまで耳を澄ませてしまいました。ポール・マッカートニー&ウィングズ、Don't Say Goodnight, don't say it, don't say it, don't say ANYTHING!



このオルガンの古めかしい音が、じつに新鮮に響いたものです。エルトン・ジョンのCrocodile Rockの中間部、ニール・セダカが憑依して、ギターがミュートでアルペジオを弾くところをはじめて聴いたときのショックによく似ていました。昔はこういう音楽があったのに、というせつなさです。

しかし、正確にいうと、ポールのDon't Say Goodnightがヒットしたときにはすでに、さしものディスコ・ブームも現在の日本政府のような完全な死に体になっていました。ドナ・サマーを退場させたのはマーク・ノップラー、ダイア・ストレイツのデビュー・ヒット、Sultans of Swing



フェンダー・ストラトキャスターというのは、こんな美しい音の出る楽器だったのか、とため息が出ましたよ、この曲をFENではじめて聴いたときは。もう何年もギターバンドなんか聴いていなかったような気分でした。

たとえていうなら、三年間つづいた終わりなき灼熱の夏に、突然涼風が吹き寄せ、万国の民よ、悪夢は終わった、という声をきいたような気分でした。大東亜戦争の敗戦を宣する昭和天皇の玉音放送を、こんな気分できいた人もいるのではないでしょうか。終わった、終わった、終わった、と万歳三唱したくなるほど、気持のいいサウンドでした。

この人も、暗黒のディスコ時代の光明でした、ライ・クーダー、Big Bad Bill Is Sweet William Now



悲しむべきか、喜ぶべきか、態度を決めかねたニュース。

東電、原発事故で仏に支援要請

昔、「ミステリ・マガジン」に連載された「ユーモア・スケッチ」という、浅倉久志が作品選択と翻訳をしたシリーズのなかに、ジェローム・K・ジェロームの「自転車の修繕」という短篇がありました。

二人の男が一緒にサイクリングに出かけようとしたのですが、いっぽうが友人の自転車を見て、ハンドルの曲がりを直したほうがいいといいます。ではというので、ハンドルを真っ直ぐにしようとしたのですが、どういうわけかうまくいかず、あれこれやっているうちに、自転車はばらばらに解体され、ついには日が暮れ、楽しいはずのサイクリングは自転車の修繕で終わってしまった、という話でした。いえ、教訓などありません。これはただの想定外のお話です。

ロバート・ジョン、Sad Eyes



ずっと不思議に思っていたのだけれど、だれも教えてくれないことがありました。愛玩用の犬のロボットまでつくっている国に、どうして原子炉運転用ロボットがないのか、です。なにか特別な理由があってロボットがつくれず、ゴム長も履かずに人がやっているのかと見ていましたが、そうではないようです。

東電、仏に支援要請 原発事故受け

制御不能に陥った可能性も、って、外国の新聞でこういうことがわかるというのでは、日本政府も問題外だし、日本のメディアは昼寝しているといわれても仕方ないでしょう。

そして、この記事には「EDFは18日、専門家の派遣や原発事故に対応するロボットを含む資材130トンの搬送など独自の救援計画を発表。だが、ルモンド紙によると日本側はこれを拒否したという」とあって、やはりロボットをもっている国があることがわかりました。東電は下請け企業の使い捨て作業員がゴム長もなしでやっているのだから、ロボット大国といわれたのがウソのようです。どこの国の話ですか。情けないったらありません。

情けないけれど、眠気は容赦なくやってくるので、今夜はそろそろおしまいです。最後の曲、ビーチボーイズ、Good Timin'、むろん、東電への皮肉です。



おやすみなさい。

といって寝るはずだったのですが、テレビに殴りかかりたくなるようなCMばかり流しているAC(公共広告機構)が、じつはどういう団体かということを明かすツイートを見たので、ちょっとだけ延長戦。ACの役員は以下の方々だそうです。錚々たるメンバーとはこのことですな。

理事    千葉昭      四国電力株式会社 取締役社長
理事    當眞嗣吉    沖縄電力株式会社 代表取締役会長
理事    西澤俊夫    東京電力株式会社 常務取締役
理事    原田正人    中部電力株式会社 常務執行役員
理事    深堀慶憲    九州電力株式会社 代表取締役副社長
理事    向井利明    関西電力株式会社 取締役副社長
理事    山下隆      中国電力株式会社 取締役社長
理事    若井泰雄    三菱電機株式会社 宣伝部長
名誉顧問 嶺井政治    沖縄電力株式会社 元会長

これで、テレビがなにも本当のことを伝えられない理由もついでに誰の目にも明らかになったでしょう。こういう構図があることは昔からわかっていたことですが、いまだに知らない人がいるようで、うんざりします。

こんどこそほんとうにおやすみなさい。
[PR]
by songsf4s | 2011-03-28 20:53
One Monkey Don't Stop No Show その9
 
おはようございます。また今日も非常時体制をつづけるのかなあ、と迷いつつ、3月28日朝刊です。明日は歯医者に行くのを忘れないように>自分。地震で一回飛ばしちゃったのです。でも、停電だと歯の治療はできませんねえ。いや、わたしはプランクの掃除をするだけですが、それでも強い灯りは必要です。

今日の一曲目、ヤング・ラスカルズ、A Girl Like You



中学生のわたしにとっては、ディノ・ダネリはドラム教師みたいなものでした。いろいろなドラミング・スタイルや技を教えてもらいましたし、なによりもドラムはガッツで叩くということを教えてもらいました。


今日もニュースには怖いものがいくつかあって、小心にして臆病なわたしはキーキーわめきそうになります。より怖いほうから行きます。

富士五湖のひとつ西湖の水位

昨夜から今朝にかけて16メートルも水位が下がっています。地下でなにかが起きていなければ、こんな急激な変化は起きないだろうと、素人には思えます。楽観的に考えれば、これはこれから起こることの原因ではなく、いままでに起きた地殻変動が引き起こした結果にすぎない、ということになりますが……。

もうひとつ、なんなんだよこれは、こういう時期にそういうのはやめてくれ、というニュース。

海岸にクジラの子どもの死骸/小田原

鯨やイルカが砂浜にあがってしまったりする現象は、地磁気の異常の結果、彼らの体内磁石が方位の割り出しに失敗した結果だという説明を読んだことがあります。これも、地殻変動の「結果」と解釈することはできますが、これから起きるなにごとかの予兆とも解釈できます。

ドラマの中で「ナイジェル&パトリック」のデュオに扮したチャド&ジェレミーが、パティー・デュークのために歌うは、The Truth Often Hurts the Heart、いやまったく、真実がわかって、すっかりなごんでしまった、なんて話はとんと聞きませんな



どうしてイギリスのデュオはギブソンJ-160Eが好きなのでしょうか。ピーター&ゴードンも、二人ともJ-160Eだったと思います。ジョン・レノンの真似しただけ?

もちろん、わたしも真似して、大学に入った年にバイトで稼いだ金をすべて投入し、NYに実家がある後輩が帰省するときに頼んで五百数十ドルで買ってきてもらいました。当時のレートで12万ちょっとだったと思います。銀座の山野楽器で買うと36万円だった時代です。

それでは、もう一組のわがギブソンJ-160Eダチ、ピーター&ゴードンで、Go to Pieces、いえ、原発なんか砕けてしまえ、といっているわけではなく、政府と東電はいまやピーシーズ状態であるな、といっているだけ。



このヴィデオではピーター・エイシャーはJ-160Eではなく、12弦を弾いていますな。やはりギブソンかもしれません。ギブソンのペグ(糸巻きのつまみ)は特徴があるのですが(ただし自社製ではなくOEMだったと思う)、J-160Eのようなタイプではなく、よくある小さめのペグを使ったシリーズもあります。12弦の場合、あのでかいペグはつけられないでしょう。こういう、どうでもいいことを考えていると、じつに心が休まりますわ。

今日はすこし写真を貼り付けようと思います。落語「寝床」で、「あそこの旦那も義太夫さえやらなければいい人なのだが」といわれる旦那は、茶菓や酒肴を用意して、無理やり使用人や長屋の住人に、おそろしい義太夫を聞かせるのですが、まあ、わたしの写真もそんなものだと思って諦めてもらいましょう。

地震以来、というか、大人災以来、横須賀港がどうなっているかずっと気になっていて、ようやく先週の金曜に行くことができました。まず、潜水艦桟橋付近の状態。

f0147840_11545131.jpg

普段をご存知ないとべつに異常など感じないでしょうが、わたしは、うひゃー、と声をあげそうになりました。潜水艦桟橋の向かって左あたりは、米第7艦隊のフリゲートや駆逐艦などが停泊するヴァースなのです。ここに戦闘艦船がゼロ、支援艦船しか停泊していないというのは、初めて見ました。大震災と大人災を知らなければ、どこかで戦争が起きているのだと思ったでしょう。

つづいて、カメラを左に振って自衛艦隊の桟橋。

f0147840_11555100.jpg

ここも、こんな空っぽ状態は見たことがありませんでしたが、ほとんどの艦船が被災地で活動しているだろうと思っていたので、こちらはそれほど意外ではありませんでした。一隻見えるのは《ひゅうが》型ヘリ母艦です。

ただ、司令部の建物の横に救急車と消防の車輌(消防車ではない)が駐車しているのが気になりました。

f0147840_11554846.jpg

残念ながら、うっかり予備電池を忘れ、ここで電池切れになってしまいました。この直後に、大型ヘリが飛んできて、浮き桟橋に着陸(うーん、陸じゃないけど、海でもないし、船でもないしなあ)しました。

ヘリからは十数人の自衛隊員が出てきて、横一列に並び、遠目には上官への帰投報告のように見える行動をしたのち、救急車、消防の車輌、乗用車に分乗して去っていきました。

ここはJR横須賀駅の隣とでもいう場所なのですが、つぎの田浦駅のそばには、自衛隊病院があります。わたしは、被災地の危険な場所で、なにか特別な活動をして戻った小隊が、念のため、自衛隊病院に健康診断を受けにいったのだと推測しました。

前の段落とのあいだに数時間が経過し、もう夜の部に入るタイミングですが、第7艦隊の空っぽぶりにけりをつけておきます。今朝、Yomiuri Onlineで見た記事です。

「トモダチ作戦」米軍総力、1万6000人態勢

こうなっているわけで、艦船が出払っているのは、被災地支援に向かったか、自衛隊の哨戒行動の肩代わりなどをしているのだろうと思われます。米軍特殊部隊に助けてもらったらどうなのよ>鬱病首相と雲隠れ社長。おまえらなんかもう、だれもあてにしていないんだぜ。こっちも亡国、売国をやらせてもらおうじゃないか。それでイーヴン。

テレビには、米軍の活動もあまり紹介されないし、台湾のものすごい支援にふれているのも見たことがありません。莫大な義捐金、被災児童学生の臨時里親、それに野菜ですよ、野菜。台湾の人たちが日本の状態を細かく追って、必要なものを提供しようとしているのがわかろうというものです。日本政府が必要なことをできずにいるのとはおそるべきコントラストをなしています。政府がこんな役立たずの足手まといだとは思ってみませんでした。さっさと取り替えて、ものごとを前進させて欲しいものです。
[PR]
by songsf4s | 2011-03-28 08:47
One Monkey Don't Stop No Show その8 夜の部
 
あれこれバタバタやって、疲れたので昼寝をして、目が覚めてまたばたばたやっていたら、夜になっていたので、昼の部にけりをつけないまま、夜の部をスタートです。

ぜんぜんなんの脈絡もなく、いまトラック・リスティングを見ていて、ただなんとなく聴きたくなっただけ、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、Midnight Train to Georgia



どういうリストかというと、70年代のソウル・ヒットです。斜め読みして、なにを感じるかというと、まず、70年代初めというのはホット・ワックス/インヴィクタス・レコードの時代だったということです。

わたしはあの時代、別の方向を掘っていたので、ぜんぜん意識していませんでしたが、ホランド=ドジャー=ホランドのチームは、後ろ足で砂をかけて出てきたモータウンを、ほんとうに蹴散らしそうな勢いだったことを、いまになって再認識しています。しかも、モータウンの妨害で、自分たちが曲を書けない状態でそれをやったのだから、ヒット・メイカーの怖さというのをつくづくと感じます。

で、ホットワックスのヒットに行くかというと、左にあらず、南のヒットメイカー、ハイ・レコードのスター、アル・グリーン、Let's Stay Together



70年代前半のもうひとつの潮流は、もちろんフィリー・ソウルです。常識なのか非常識なのか知りませんが、松本隆がムーンライダーズをつくった(乗っかっただけ?)とき、フィリー・ソウルをやるんだといっていたのがいまでも忘れられません。はっぴいえんどの人がフィリー・ソウルっていうんで、もうわかりまっせん! でした。

ホットワックスとちがって、こちらは当時から意識していました。フィリー・ソウルの大立者、ギャンブル&ハフの代表作、オジェイズ、Backstabbers



70年代に入ると下品な歌詞が増えると、たしか、ボビー・ゴールズボロのSummer, the First Timeのときに書いたと思います。それはソウルのほうにより顕著で、音と一緒に、歌詞のほうも昼メロみたいになっていき、面白いんだか気色悪いんだかよくわからなくなっていきました。

典型的な昼メロ・ソング、でも、サウンドは深夜、同じくリオン・ハフとケニー・ギャンブルの代表作、ビリー・ポール、Me And Mrs. Jones, we've gotta thing goin' on, hmmm...



この曲は、あの時代、ドブ板通りでとぐろを巻いていて、厭というほど耳にしました。ハニービーというバーガースタンド、こちらはいまでもあるのですが、もう一軒、いまはないレストラン兼バーガーショップもあって、この両者が典型的な横須賀のハンバーガーを食べさせる店でした。どちらも終夜営業、ともにジュークボックスがあって、兵隊たちがあれこれかけているのですが、ドブ板のバーガーショップを思い出すと、このMe And Mrs. Jonesが頭のなかに流れます。

Me And Mrs. Jonesも、好きなんだか嫌いなんだかよくわからない曲でしたが、歌詞はニヤニヤしました。we've got a thing going onといえばいいのか、なんて二十歳そこそこのガキは、勉強しちゃいましたもの。でも、訳せといわれると困りますな、このフレーズは。「二人のあいだには秘密がある」てなあたりでしょうか。要するに、目下不倫情事進行中ということですが!

よくないことだとはわかっているけれど、思いは強く、どうにもならない、とか、毎晩、六時半に同じカフェで落ち合い、とか、わたしは笑いながら聴いていました。この曲をヴェトナムで戦っている兵士たちが聴いている、というのは、かなりまずい状況なのですがね。みんな、心配だったんでしょうね。

なんとなく70年代ソウルになってしまったので、今宵はその線で押し通します。ギャンブル&ハフと並ぶフィリー・ソウルの大物、トム・ベルの代表作、ディオーン・ウォーウィック&ザ・スピナーズ、Then Came You



わたしは、どちらかというと、ギャンブル&ハフより、味が淡白なトム・ベルのほうが好きでした。いま聴いても、この曲はいいなあ、と思います。

いまだから、たいていの曲はニコニコしながら聴いていますが、当時は、この太ももを這いまわる痴漢の手みたいな音はどういうんだろうなあと、ベトーッとしたソウル・バラッドを聴いて首を傾げていました。

これはたしかニューオーリンズ録音だったと思うのですが、なんだかどデカ餡パンの十勝あんこみたいな、ずっしりとした実質をともなったビートで、きわめて反フィリー的なサウンドと感じます。ラベル、Lady Marmalade



さて、あと2曲、あるいは3曲かという時間帯に入ってきました。松本隆がフィリー・ソウルに傾斜していた時期があったことにふれましたが、大滝詠一がたぶん(フィリー・)ソウルに最接近した曲、松本隆オン・ドラムズ、「指切り」



いま、今晩かけようかといちおうリストアップした曲をながめました。あらあら、と思ったのは、スタイリスティックスとチャイ・ライツをまだかけていなかったことです。当時、あまり得意ではなかったからだと思うのですが、それでもチャイ・ライツは一枚だけ買った記憶があります。

やっぱり、一曲ぐらいいかないとまずいでしょうかね。チャイ・ライツ、あたりまえすぎてすまん、Have You Seen Her



このシタール・ギターは、やっぱりファズをかけちゃったのでしょうかね。普通の音ではないように聞こえます。

ティナ・ターナーのProud Maryのときのパフォーマンスも「おいおい」でしたが、70年代はああいうのはべつに不思議でもなんでもなくなっていった時代だったなあと、いまにして思います。

70年代スケベ・ソウル・エイジのスケベ・ソング、前に一度貼り付けたことがありますが、二度と聴きたくない、という男性のお客さんは少ないでしょうから、気にせずにいきます、シルヴィア、Pillow Talk



スケベ・ソウルというと、わたしはやっぱりスリー・ディグリーズが印象に残っています。日本でテレビに出たときなんか、ネグリジェで歌っているのかと思いましたもの。

ということで、今夜の仕上げはスリー・ディグリーズ、これは始まりなのか、それとも終わりなのか、When Will I See You Again



とりあえず今夜はこれでおしまい。また明日、始まりがありますように、
[PR]
by songsf4s | 2011-03-27 18:55