また、Cleopatra: The Movie That Changed Hollywoodなんていう映画の冒頭のほうもツイッターをメモがわりにしながら見ました。これまたリック・ネルソンのキャリア同様、ハリウッドの歴史そのもので、リッキーの歌と60年代はじめの廃墟のようなハリウッド映画産業が頭のなかで交錯しました。
『クレオパトラ』の公開は1963年、すなわち、フィル・スペクターがBe My Babyをリリースした年です。世紀の大失敗作と世紀の傑作が交錯したこの決定的な年を境に、ハリウッドは撮影所の廃墟となり、音楽の都としての相貌を顕かにします。
こういう系統の曲を聴くと、Hanky Pankyのヒットはむしろ想定外というべきのような気がしてきます。つぎの大ヒット、Mony Monyのほうが、メイン・ラインといえるのではないでしょうか。いや、自分がそっちのほうを好んだというだけですが。Crimson and CloverやCrystal Blue Persuasionといった、サイケデリック・ポップも好きでしたけれどね。
どうでもいい話なのですが、Cry Babyを検索してみて、途方に暮れました。Cry Like a Babyとか、Baby Don't Cryとか、Cry Baby Cryとか、I Cry for My Babyとか、無関係なものが山ほどヒットするばかりでなく、はてはCrystalsのThere's No Other Like My Babyなんていうのまでヒットしてしまうのです(Crystalsにはcryが隠れている!)。
わたしはせこい人間なので、酔眼朦朧としながらも、ちゃんとレーベルを確認して、「なに? テンプスのBeauty Is Only Skin Deep? 俺んじゃねえからいいや」てな調子で、自分のだいじな盤は投げないように、注意深くやっていたのですが、だれか(たぶんテンプスの持ち主!)に隙を見て投げられてしまったようです、って、どうでもいい話でした!